MENU
Yuri
IFBB Bikini PRO
会社員からアスリートへ。43歳で始め、49歳でIFBBビキニプロへ。挑戦する勇気が未来を変える!

知っておくべきNPC Worldwideの公式ルール

「NPC Worldwide?」「IFBB PROFESSIONAL LEAGUE?」「リージョナルって何?」 フィットネス競技を始めたばかりの方にとって、この複雑な組織図とルールを理解するのは一苦労ですよね。
Masato

こんにちは、サポートのMasatoです。

今回は、NPC Worldwideの公式ルールに基づき、間違いやすいポイントなどを分かりやすく解説します。

この記事でわかること

  • 関連団体の位置付け
  • NPC Worldwide公式ルール
  • 間違いやすいポイント
  • 注意すべきポイント

関連団体の位置付け

まずは、競技の母体となる組織の関係性を整理しましょう。

IFBB PROFESSIONAL LEAGUEを頂点とし、直属のアマチュア部門にNPC Worldwideが存在します。
日本でIFBBプロリーグ/NPC Worldwideとライセンス契約しているのがZenixMuscle Contest Japanになります。
画像タップで拡大

IFBB PROFESSIONAL LEAGUE (IFBB PRO League)

NPC Worldwide (NPCW)

ZeniX (IFBB PRO League,Japan)

※2026年1月30日現在
ZeniXのWebサイトは公開前の為、情報は公式Instagramをご確認ください。

 ZeniX公式Instagram

Muscle Contest Japan

公式ルール

NPC Worldwideには多くの規定がありますが、選手が特に注目すべきは以下の2点です。

Open Contest Rules

Natural Contest Rules

ネット上の噂ではなく、「公式が公開しているルールが全て」です。
※ただし、カラーリングやコーチパスなど、各大会の「プロモーター(主催者)」が個別に定めるルールがあるため、併せて確認が必要です。

間違えやすい3つの重要ポイント

2026年1月30日現在のOpen Contest Rulesに基づき、特に注意が必要な項目を噛み砕いて解説します。
「リージョナル出場要件」の義務
日本は「リージョナル出場要件がある国」に指定されています(RULE 2 & 4)。 プロクオリファイア(PQ)に出場するためには、同じ年(カレンダーイヤー)に居住国のリージョナル大会に出場済みであることが必須条件です。
「国籍」ではなく「居住国」が基準
出場基準は国籍ではなく「現在どこに住んでいるか」です。(RULE 2A
  • 出場の少なくとも4ヶ月前からその国に居住していること。
  • 求められた場合、居住証明を提出できること。
例外ルール適用について
自国でリージョナル開催が遅い場合の例外規定がありますが、日本居住者の場合、2026年2月27日・28日にリージョナルが開催されるので、2026年度は2月28以降この例外は適用されません。(RULE 3)
  • 2月上旬(アルメニアやイラクのPQ): 例外的にリージョナル未出場でも出られる可能性がある。
  • 2月27日・28日以降: 日本国内でNatural/Openのリージョナルが開催されるため、それ以降のPQ出場には日本国内リージョナルの出場実績が必須となります。
  • 2027年度は最初のリージョナルが開催されるまでは適用される可能性がある。

個人的に注意してほしい「落とし穴」

「Worldwide」と「Host Country Only」の判別
コンテストの種別が以下の3種類の場合は [Host Country Only] となり、開催国の居住者しか出場できません。
  • National Regional
  • National Pro Qualifier
  • National Regional-Pro Qualifier
海外遠征を計画する際は、必ずここを確認してください。
Masato

私たちはアマチュア時代にNational Pro Qualifierだとは気付かずに遠征計画を立て、エントリーができないことに気が付いて大幅に計画を変更したことがあります。

プロカード剥奪のリスク(RULE 6)
ここが最も重要です。PQでプロカード取得権利を得た後、正式なプロ登録(登録と支払い)を完了する前に「非公認コンテスト」に出場・関与した場合、プロ資格が取り消される恐れがあります。
  • 他団体の大会への出場
  • 審査員や役員としての参加
  • 広告やプロモーション活動(名前や肖像の使用)
プロ選手になると、SNS上での行動規範(Code of Conduct/Part 2: Athletes)も含め厳格に適用されます。夢を掴んだ瞬間に台無しにしないよう、細心の注意を払いましょう。

まとめ

2026年度、日本からプロを目指す選手が覚えておくべき結論は一つです。

「2026年2月28日以降、日本在住者が世界中のどのプロクオリファイア(PQ)に出場する場合でも、日本国内(Muscle Contest JapanやZeniX主催)のリージョナル出場実績が必須となる」

2月中旬までの海外PQであれば、国内大会が未開催であるため「例外規定」で出場できる可能性があります。しかし、2月27日・28日にMuscle Contest Japanが国内初のリージョナルを開催した瞬間から、その例外は通用しなくなります。

これ以降に海外のPQへ挑戦しようと考えている方は、まず日本国内で「リージョナル出場証明(Certificate)」を手に入れることが、プロへの絶対条件となります。
※2026年2月28日以降に日本でリージョナルを開催する団体はZeniXのみです。

選手本人はもちろん、指導するコーチの方々もルールのアップデートを怠らないようにしましょう。

次回は「リージョナルからプロカード取得までの具体的な流れ」を詳しく解説します。
友達にも教えてあげてね
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

国内外のコンテストでバックステージサポートやIFBBプロのサポートをしています。
I provide backstage support at competitions both in Japan and overseas, as well as support for IFBB Pros.