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Yuri
IFBB Bikini PRO
会社員からアスリートへ。43歳で始め、49歳でIFBBビキニプロへ。挑戦する勇気が未来を変える!

ビキニプロのアメリカ遠征、フロリダ2連戦 いくらかかった?

Masato

こんにちは、サポートのMasatoです。

SNSでたまにこんな投稿を見かけます。

アメリカで挑戦しないとだめだよ

アメリカの大会で結果出さないとね

たしかに、IFBB Professional Leagueに所属していると、「いつかはアメリカで挑戦したい」と考える選手は多いと思います。

ただ、IFBB PROはそれぞれ、コンディション、タイミング、戦略などを考えながら出場するショーを選んでいます。
アメリカでチャレンジすることだけが、正解ではありません。

それでも――アメリカのショーに挑戦するという選択肢を、一度も考えたことがないIFBB PROは、ほとんどいないのではないでしょうか。

では、アメリカのIFBB Professional Leagueのショーに挑戦するために必要なものは何なのか。

答えは、お金です

この記事でわかること

  • 2025年9月のフロリダ2連戦にかかった実費(全内訳)
  • 遠征スケジュールと、2連戦ならではの費用の増え方
  • 選手以外(サポート側)が持つべき視点・心構え
  • 夢と現実を両立させるための考え方

夢と現実

夫として、サポートとして最初に考えたのは現実です。

応援したくないわけではありません。
でも、海外遠征を決めた時に真っ先に考えるのは「いくらかかるんだろう?」という現実です。

夢や気合いだけで、海外挑戦は続きません。
逆に言えば、現実を数字で把握できれば、挑戦の難易度は下がります。
見積もることができて、準備ができ、再現ができるからです。

そこでこの記事では、私たちが実際に行った
フロリダ2連戦のアメリカ遠征について、「何に」「いくら」かかったのかを、できる限り正確にまとめます。

(※挑戦の背景にいろいろありましたが、この記事ではまず“現実(費用)”だけを公開します。)

総額は?

結論から書きます。
今回のアメリカ遠征(フロリダ2連戦)にかかった総額は、

【合計:873,823円】です。

※当時の為替レートは150円前後だったため、この記事では 1ドル=150円として計算しています。
※費用は為替で変動します。この記事は「実例」として参考にしてください。

今回の遠征の前提(昨年1戦/今年2連戦)

今回の遠征は、去年と同じフロリダで 2大会を連戦 する形でした。
昨年は同じフロリダで 1大会のみ。

同じ地域に行っても、「1戦」と「2連戦」では、費用の伸び方が変わります。
この記事では内訳を出しながら、その違いも補足します。

遠征スケジュールの概要

期間:2025年9月3日〜2025年9月16日

第1戦:2025年9月5日〜6日(Sarasota開催)Florida Pro

第2戦:2025年9月13日(Fort Lauderdale開催)Battle of the Bodies

費用の全体像(カテゴリ別)

先に、費用のカテゴリをまとめます。
  • 渡航費(航空券・荷物・保険など)
  • 宿泊・滞在費(ホテル・洗濯・現地生活)
  • コンテスト関連費(エントリー・登録など)
  • スタイリング費(ヘアメイク・タンニング等)
  • 食事・買い物(スーパー等)
  • 現地移動(Uber・公共交通)
  • その他(雑費・予備費)
ここからはカテゴリ毎の費用を公開します。

渡航費(航空券・荷物・保険など)

まず一番大きいのが渡航費です。
僕たちはアメリカに行くときは、友人が働いていることもあってDELTA航空を使っています。

行き:【羽田】➡【Atlanta】➡【Sarasota】 
帰り:【Fort Lauderdale】➡【Atlanta】➡【羽田】

事前に予約していましたが、出発前日に座席変更をしようとしてできなかったため問い合わせたところ、航空券の価格が下がっており、結果的に 座席アップグレード+eクレジットで差額返金 になりました。アップグレードと早いゾーンで搭乗できたのは正直ありがたかったです。

DELTA:【350,956円】(2名分・往復航空券)
追加荷物:【0円】
※荷物は多くなりがちなので工夫しています。今後公開予定の【渡航準備編】で詳しく書きます。

保険:【12,000円】(14日間・掛け捨て)
ESTA等:【0円】(2024年9月に渡米しており有効期間内)
※ESTAは2026年1月に変更される可能性があります。申請前に公式情報をご確認ください。

航空券は予約タイミングで金額が変わります。
航空会社によっては、出発前に確認すると、今回のようにアップグレードや差額調整が可能なケースもあります。

宿泊(ホテル)

2連戦になると滞在日数が伸びる事と、今回は都市間を移動するので宿泊施設選びも宿泊費に影響します。

Sarasota:【4泊:42,415円】
Fort Lauderdale:【8泊:113,606円】

Sarasotaはホテル価格が結構高く、会場からも遠かったため、Airbnbで民家に宿泊しました。
Fort Lauderdaleは、泊まりたいホテルがagodaでしか予約できなかったので、予約後にホテルへ直接メールして事前確認。
……したつもりが、サイトの写真と違う部屋に(キッチンがない!)。

英語は得意ではありませんが、翻訳アプリを使いながらその場でスタッフの方と交渉し、最終的にオーナーと直接話して、少しの追加料金でキッチン付きの広い部屋に変更してもらいました。
(この時お土産に持参した抹茶味のキットカットが、交渉成功の決め手だったと思います。)
Masato

宿泊場所を選ぶときに僕が重視するのは 立地です。周辺のジム、スーパー、会場までの移動時間。ここは「安さ」だけで選ばないようにしています。

そして心がけているのが、どの予約サイトで予約しても宿泊施設に事前に連絡をしてやり取りをすること。
「電子レンジは本当にあるか?」など何でもいいので連絡して、返答や対応が怪しければキャンセルして探し直します。

コンテスト関連費(エントリー・登録・その他)

ここは意外と知られていないのですが、IFBBプロショーは基本的にOPENクラスへの出場はエントリーフィーが不要な一方で、Mastersクラスはエントリーフィーが必要です。
また、その金額はショーによって異なります。

Frolida PRO +40:【26,250円】
Frolida PRO +50:【26,250円】
Battle of the Bodies +40:【33,000円】
Battle of the Bodies +50:【33,000円】
Masato

コーチパス(バックステージパス)は、IFBBプロカードやNPC登録がないと購入できないケースがあります。私たちが参加したショーでは、コーチパスを持っていればVIP席以外の観客席は出入り自由でした(選手も同様)。
ただし、観客席の出入りなどの運用はショー(プロモーター)によって違う可能性があるので、必ずプロモーターの案内を確認してください。

フロリダのショーは待機場所が自由で、バックステージ近くで準備できることが多いです。今回も同じような感じだったので、コーチパスは購入せず基本は待機場所で準備し、ステージ時間はVIP席で撮影する運用にしました。以下はVIP席の費用です。

Frolida PRO DAY1:【11,250円】
Frolida PRO DAY2:【11,250円】
Battle of the Bodies:【12,000円】(直前割で20%オフだった)

スタイリング費(ヘアメイク・タンニング等)

ステージ競技なので、仕上げに必要な費用もあります。ここは“好み”や“戦略”で幅が出る部分です。

Masters OlympiaやTOKYO PROではすべてプロにお願いしましたが、今回はタンニング・ヘアメイクなどは基本 DIYで対応しました。材料(薬剤等)は購入していますが、ここでは作業費としては 0円 として扱います。

食事・買い物(スーパー等)

フロリダ遠征の強い味方といえば、南東部を中心に展開する大手スーパー「Publix」です。
僕はここが大好きで、滞在中の買い出しはほとんどPublixでした。
(ちなみに、デリコーナーで自分好みにカスタマイズできるサンドイッチは絶品なので、ぜひ試してほしいです🥰)

ショーが終わるまで外食は一切しないので、ほぼ毎日一人で通っていました。
基本、何でも揃いますがプライベートブランドがとても充実していて、塩分0のライスケーキはショーでも重宝しました。

全体的に良心的な価格ですが、日本に比べると生鮮食品は割高に感じます(特に魚介)。
よく買っていたのは、ビーフ、ターキー、魚介、卵白、フルーツ、飲料水、コーヒーなど。
あれもこれも、、と買っているとすぐ$100(約15,000円)くらいになります。
アメリカのスーパーでよくあるBuy 2 Get 1 Free(2個買うと1個無料)やセールをうまく活用するのがおすすめです。

スーパー:【99,053円】

日本からお餅や自家製クリームライスを持参していたので、その分は節約できました。
Pのマークがプライベートブランド

現地移動

350kmは東京~名古屋間くらい
現地移動をUberにするかレンタカーにするかは悩むところです。
結論、ほとんどの場合は Uberの方が割安でした。

ただ、深夜に空港へ着いて「Uber来てくれるの?」という懸念もあると思います。
DELTAでフロリダ方面に行く場合、アトランタ乗り継ぎで目的地到着が遅い時間になることが多いですが、基本的に大きな問題はありません。不安なら、UberはアプリやWebから事前予約もできます。

2024年の初アメリカ遠征では、最終目的地がローカルな空港だったので、悩んだ挙句ロコタビのサービスを使って日本人ドライバーの送迎を依頼しました。安心感はありましたが移動費用としてはかなり高額でした。

一方レンタカーは、運転に自信があれば自由度が最大のメリットです。
ただ、バレットパーキングのあるホテルに泊まると、預ける時・返してもらう時でチップが発生するなど、
結果的にレンタカー代以上の出費になることもあるので注意です。

今回は都市間移動(Sarasota→Fort Lauderdale:約350km)があったためレンタカーも検討しましたが、
計算するとUberの方が割安だったため、Uber+公共交通で対応しました。

Uber:【66,303円】(27回利用)※350km移動:26,079円
バス:【6,000円】(7Day PASS 2名分)

Fort Lauderdaleはバス交通(無料バスも含めて)がしっかりしていたので、荷物の少ない移動はバス、帰りはUberというように使い分けました。
フロリダのバスは基本1回 $2。釣り銭は出ないの注意です!

その他

洗濯、トロフィーを日本に持ち帰るためのバッグ購入など、細かい雑費です(笑)

雑費:【30,490円】

まとめ

カテゴリ別まとめ
  • 渡航費:362,956円
  • 宿泊・:156,021円
  • コンテスト関連費:153,000円
  • スタイリング費:0円
  • 食事・買い物:99,053円
  • 現地移動・その他:102,793円
合計:873,823円
Masato

この記事で公開している総額は、競技出場と遠征に必要な費用のみを集計しています。それとは別に、現地での個人的な買い物(化粧品・US限定グッズ・洋服)や観光、お土産などの任意の支出が約20万円ありました。こちらは「競技に必須の費用」ではないため、総額には含めていません。

昨年(Daytona PRO 1戦)と比べて増えたのはどこ?

DAYTONA PRO
昨年の1戦と比べて増えたのは主にこの3つでした。

・コンテスト関連費(2大会分の固定費)
・移動費(滞在日数増)
・食費(滞在日数増)

前回Daytonaに行ったときは初の海外プロ戦だったこともあり、全日程ホストホテルに宿泊したり、ローカル空港を避けてOrlando国際空港を利用するなど、安全マージンを取りすぎて高額になりました。

実際のところ、全体の費用感でいうと【15万円程度の差】しかありません。
(宿泊費に関しては今回のが安かったくらいです)

最後に

数字が見えると挑戦は「運用」になると思います。

海外挑戦は、確かに簡単ではありません。
でも、数字が見えると「難しさ」は確実に下がります。

見積もることができて、準備ができ、再現ができるからです。
そうすると、挑戦は続けられます。

私たちはすでに2026年の計画を立てています。
来年はアメリカで何戦できるのか、今から楽しみです。

この記事が、これから海外戦を目指す方の判断材料になれば嬉しいです。

次回は【渡航準備編】として、荷物・持ち物・トラブル回避の実例をまとめます。
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この記事を書いた人

国内外のコンテストでバックステージサポートやIFBBプロのサポートをしています。
I provide backstage support at competitions both in Japan and overseas, as well as support for IFBB Pros.